🏠【売主編】SA州の不動産売買手続きの流れ
- 律

- Jan 29
- 3 min read
不動産の売却は、人生の中でも大きな決断のひとつです。「何から始めればいいのか」「いつ何を準備すればいいのか」と不安を感じることも多いと思います。この記事では、南オーストラリア州(SA)における不動産売却手続きの流れを、売主の視点から分かりやすくまとめました。
これを読めば、全体像がつかめて安心して進められるはずです。
1. 売却準備:エージェント選びと販売開始
売却を決めたら、まず不動産エージェントを選び、次のような重要事項について相談します。
売却価格
販売方法(プライベートセール/オークション)
広告、写真撮影、ホームステージング
市場への掲載タイミング
物件を売りに出すと、購入希望者からの問い合わせや内覧が始まります。エージェントは、この段階でベンダーの代理人として動きます。
2. オファーの受領と交渉
購入希望者が現れると、オファー(購入申込)が提出されます。ベンダーは次のいずれかを判断します。
オファーを受け入れる
条件交渉を行う
オファーを断る
オファーが受け入れられると、エージェントとベンダーは契約書の準備に進みます。
3. Form 1の作成と提供
南オーストラリア州では、ベンダーは購入者予定者に Form 1(Vendor’s Statement) を提供することが法律で義務付けられています。
Form1は土地の身上書のようなもので、購入者予定者が納得して購入判断ができるようにするためのものです。
契約がすでに締結されている場合、Form 1 が正式に交付された時点から クーリングオフ期間 が開始します。
4. クーリングオフ期間
クーリングオフ期間中、購入者予定者は理由を示さずに契約を解除することができます。この期間中は、エージェントが購入者予定者からの質問に対応し、追加情報の提供などを行います。
5. 決済準備
クーリングオフ期間が終了し、契約が進むと、売主側のコンベヤンサーが次の作業を行います。
Council rate、水道料金、ESL などの調整額の計算
各種調整額を反映した決済明細書(Settlement Statement)の作成
銀行との連絡(住宅ローンの抹消が必要な場合)
買主側コンベヤンサーおよびエージェントとの調整
売主は物件引き渡しの準備も進めます。
銀行への抵当権抹消申請(該当する場合)
必要な修繕やベンダー側の作業
引っ越し業者の手配
ガス・電気・インターネット等の解約手続き
鍵の引き渡し準備
最終清掃
6. 決済(Settlement)
決済当日は、次のような手続きが行われます。
買主が購入代金を支払う
ベンダーの住宅ローンが抹消される(該当時のみ)
残金がベンダーの口座へ振り込まれる
所有権が買主へ移転される
鍵が買主へ引き渡される
決済が完了すると、売却手続きは正式に終了します。
7. まとめ
買主と同様に、売主にも取引全体を通して重要な手続きがあります。特に、Form 1 の準備、抵当権抹消の申請、決済手続きの調整には専門知識が必要です。
コンベヤンサーのサポートがあれば、売却手続きはスムーズかつ安心して進めることができます。
ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。
南オーストラリア州での不動産売却手続きを、最初から最後までしっかりサポートいたします。
リツ(Rits Conveyancing)
contact@tatewaki.net | 0411 769 153



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